MTAセメントとは

神経を残せる深くまで削らない痛くないMTAセメント法!

MTAセメント法は、深い部分の虫歯を100%取らずにできるだけ取り、残った細菌をMTAで殺菌し神経を残します。

MTAセメント法の最大の利点は、従来でしたら神経処置を必要とする進行した深い虫歯に対して神経を残し治療が出来るようになった事です。

費用:1本15000円+税

※全てのケースで神経を残せるわけではありません。
※神経が感染し死んでしまっている場合には、MTAセメント法で神経を残すことは出来ません。

MTAセメント法による虫歯治療

削らない虫歯治療

MTAセメント法は、虫歯をできるだけ取り除き、その部分を十分に洗浄・消毒した後、MTAを塗布し、材料で密閉します。MTAで残った虫歯菌を殺菌MTAの成分が、象牙質深部に残っている細菌を殺菌します。

最終的に、詰め物をして治療が完了します。

保証期間:3ヶ月

処置後3ヶ月以内で、処置の効果があらわれず痛みが出た場合は、処置代を返金しています。ただし、原因が他にある場合は対象となりません、痛みが出た場合は、保険治療に切り替え神経処置を進めます。

MTAセメントの利点

■封鎖性に優れている
封鎖性に優れていることがガッタパーチャポイントとの大きな違いとなります。
ガッタパーチャポイントの場合、それ自体では歯質に接着することは出来ず、シーラーと呼ばれる接着剤を用いる必要がありますが、MTAセメントはそれだけで歯質接着性があるため、歯に対して機械的、化学的に接着することが出来ます。

また、MTAセメントの固まる際に1.0%ほど膨張する性質によって、より隙間なくしっかりと埋めることができます。「ガッタパーチャポイント+シーラー(接着剤)」と比較すると、MTAセメントは格段に封鎖性に優れているため、細菌の侵入を防ぐことができます。

■硬組織誘導能
MTAセメントを用いることで、吸収されてしまった骨と歯を再生することができます。MTAセメントは持続的に水酸化カルシウムを徐放(じょほう:成分が徐々に放出)します。これにより歯だけでなく、根の外の吸収された顎の骨の再生も促します。ガッタパーチャポイントにはこのような能力はありません。

■優れた殺菌性(強アルカリ)
多くの細菌は酸性には強いものの、アルカリ性には弱く、PH9.5で死滅すると言われています。MTAセメントの練和直後はPH10.0程度ですが、3時間後にはPH12.5と強アルカリ性を示すようになり、高い殺菌性を発揮します。

根管充填剤を使用する際には根管内を出来る限り無菌化にしますが、口の中で完全な無菌というのはほぼ不可能で、細菌がわずかに残ってしまいます。しかし、わずかに残った細菌もMTAセメントの優れた殺菌性によって死滅します。ガッタパーチャポイントには殺菌性はありません。

■硬化すると固い
ガッタパーチャポイントは樹脂なのでかなり柔らかい材料ですが、MTAセメントは固まるとかなりの強度を持ちます。

硬化後24時間 40MPa
硬化後21日後 67MPa

67MPaというのは、歯に詰める金属のアマルガムより若干柔らかいくらいです。
強化型酸化亜鉛セメント(IRMセメント等)と同等の硬さになり、歯根破折を防止します。また、MTAセメントを根管内に充填した上に、グラスファイバーを用いたレジンによる支台築造(歯に建てる土台)を行うと、さらなる封鎖性の向上と、耐歯根破折が期待できます。

■親水性
MTAセメントは親水性であり、根管内に多少の水分(出血、浸出液も含む)が残っていても使用が可能です。実際、根管内で完全乾燥は不可能に近いため、完全乾燥しないで使用できるというのは臨床上非常に重要なことです。「ガッタパーチャポイント+シーラー(接着剤)」での根管充填に対し教科書的には、完全な乾燥が出来なければしてはいけないことになっていますが、先に述べたように根管内の完全乾燥は不可能に近く現実的ではありません。

■生体親和性が良い
細胞がこの上で培養出来るくらい体に優しい材料です。

■レントゲン不透過性
MTAセメントはガッタパーチャポイント同様にレントゲンに写ります。MTAセメントを充填した後にレントゲンを確認することで、正しく処置が行なわれたかどうかを評価することができます。

MTAセメントの歴史

1993年 アメリカ、ロマリンダ大学、Mahmoud Torabinejadが発明。

1998年 以降、諸外国では様々な臨床応用が認められています。

AAE(アメリカ歯内療法学会)によると、(根尖に詰める、歯根内部の穿孔、歯髄覆とう(直接覆髄)歯根未完成歯の根尖に用いられるセメントのような材料) と明記されています。

先進国ではガッタパーチャポイントより優れた根管充填剤としてMTAセメントが積極的に用いられていますが、日本は諸外国より遅れをとっており、2007年4月に「直接覆髄材料」としてのみ薬事承認されただけに留まっています。

武蔵小山ヒロ歯科の基本情報

医院名 武蔵小山ヒロ歯科
TEL 03-5702-4180
住所 〒142-0062
東京都品川区小山4-14-23 豊田ビル102
最寄り駅

武蔵小山駅 徒歩2分
詳しいアクセスはこちら

診療科目 一般歯科・インプラント・矯正歯科・審美歯科・予防歯科・歯科口腔外科・小児歯科・妊婦歯科・歯科検診