TOPへ

こうして守ろう、大人の歯

いつまでも若々しくいるためにも、歯の健康を守ろう。3つのポイントを伝授!

歯は第一印象を左右する!?

笑顔の女性「さわやかな笑顔」と聞いてあなたがイメージするのは、歯並びのそろった、若々しい口元をした笑い顔ではないでしょうか?

歯はあなたの第一印象を左右しています。奥歯が失われたり、歯周病で歯並びが乱れてくると顎のラインにも当然変化が及び、実年齢より老けて見られることも往々にしてあります。

いつまでも若々しくあるために、まずは自分の歯に関心を持ち、日々のケアで歯周病や虫歯を防ぐことを心がけていただきたいです。

大人の歯を守る4つのポイント

根面う蝕から歯を守れ!フッ素の作用

大人の歯の脅威は歯周病だけにあらず!もちろん虫歯も歯を失う大きな原因のひとつです。
大人には大人特有の虫歯があることをご存知ですか?「根面う蝕」といい、歯周病が原因で歯ぐきがやせて歯根の部分が出てしまい、そこにできる虫歯です。歯根の表面は歯冠部より軟らかく、虫歯になりやすいので特にケアが必要です。

歯の表面を硬く丈夫にする効果のあるフッ素入りの歯磨き剤で「食べたら磨く」を実行しましょう。

自分でできる歯周病予防1...ブラッシング

日本では、歯を磨く習慣はほぼ定着しているのに、虫歯や歯周病にかかる人は一向に減らない現状があります。その原因は磨き残しです。せっかく磨くのなら、正しい磨き方で歯垢を確実に落とすようにしましょう。その際、「歯は清掃、歯肉はマッサージ」という感覚で行いましょう。

磨き残しやすいところ

歯ブラシ

歯ブラシの切り替え時は、(毛が開く前。月1回程度が望ましいです)。常に新しいもので、能率よく短時間で磨きましょう。

歯間ブラシ

25歳をこえたら、口臭予防に使用しましょう。ブリッジのある人や、部分義歯を使っている人は必ず。

自分でできる歯周病予防2...よく噛もう!

食事中の女性「よく噛むこと」は歯周病の予防にも効果的です。 第一に、唾液には殺菌作用があります。よく噛むことで唾液の量が増え、歯周病菌が増え過ぎないようにコントロールしてくれます。第二に、噛むことで歯ぐきや歯周組織が鍛えられ、歯周病菌から受けるダメージも少なくなります。 毎日の食事に「噛みごたえのある食材を使う」「大きめに切る」「水分量を減らす」などのひと工夫をプラスすることで噛む回数もアップすることができます。

歯周病予防にも「禁煙」が近道!

禁煙マーク歯周病とたばこ。一見何の関係もなさそうですが、実は喫煙習慣は歯周病にかかりやすくなる最大の因子とも言われています。10年後、20年後のあなたの歯を、今日のたばこで失うことになりかねません。

歯周病を防ぐためにも、是非禁煙を!

たばこによって歯周病にかかりやすくなる進行を早める理由

1.新しい組織を作る細胞の増殖を、たばこの有害物質が妨げます。また、老化の原因の一つと言われています。

歯周病菌に対抗する体の防衛機能が喫煙によって阻害され、その結果歯周病の進行を早めたり歯ぐきの治癒が遅くなると考えられています。

2.ニコチンの影響で歯肉に炎症が出にくくなり、歯周病の発見が遅れます

長年の喫煙習慣によって歯肉が硬くなると、歯周病が進行していても歯肉の表面に炎症が現れず、見逃してしまいがちになります。

日本人は歯への意識が低い?

体の病気予防には熱心でも、「歯の病気は治療すればいい」という考えが根強い日本。オーラルケアといえば歯磨きくらい。キーンという音が嫌で、「何年も歯医者さんに行ってない」なんて人も多いのでは? 痛みに我慢できなくなって行ったら、虫歯がかなり進行していて神経を抜くはめに……なんてこともにもなりかねません。

この“歯の病気は治療するもの”という風習は日本独特のようで、パナソニックが30~50代の日米ビジネスマンに「歯とオーラルケアに関する意識調査」を行ったところ、アメリカでは“歯の病気は予防するもの”だと判明。

今回はこの調査をもとに、日本より虫歯の少ないアメリカ人が勧めるオーラルケアをご紹介します。

アメリカでは4人に1人が虫歯経験ゼロなのに、日本はたったの20人に1人! 

皆さんは歯に対するケアに年間いくらかけていますか? 今回の調査で日本は平均約6,000円ですが、アメリカは平均約36,000円と判明しました。さらに、アメリカでは4人に1人が虫歯経験ゼロなのに対し、日本はたったの20人に1人! 一体何が違うのでしょうか。

何もなくても歯科へ行こう

「歯やお口の中の健康を保つために虫歯などのトラブルがなくても、歯医者に行く習慣があるか」の問いに対して、アメリカでは76%が「はい」と回答しましたが、日本はたったの36%でした。

アメリカでは虫歯になったら行くところではなく、“予防のために”行く場所なんですね。この考え、日本ではまだまだ薄いようです。日本では、歯を磨く習慣はほぼ定着しているのに、虫歯や歯周病にかかる人は一向に減らない現状があります。その原因は磨き残しです。せっかく磨くのなら、正しい磨き方で歯垢を確実に落とすようにしましょう。その際、「歯は清掃、歯肉はマッサージ」という感覚で行いましょう。歯ブラシの切り替え時は、(毛が開く前。月1回程度が望ましいです)。常に新しいもので、能率よく短時間で磨きましょう。25歳をこえたら、口臭予防に使用しましょう。ブリッジのある人や、部分義歯を使っている人は必ず。