フッ素塗布で虫歯予防
口の中のプラーク汚れを歯磨きだけですべて落とすことは、非常に難しいとされています。
虫歯予防の一つとして、定期的フッ素塗布(正しくはフッ化物塗布)が受けられます。フッ素塗布は何故虫歯予防に繋がるか、フッ素塗布の効果や回数、デメリットについてご紹介します。
フッ素塗布の効果
フッ素塗布の働きが、「歯」と「口の中の細菌」に作用し、虫歯予防効果があるとされています。
- 唾液中に含まれるミネラルの沈着を促進し、再石灰化。
- 歯の質を強化し、酸から歯を溶けにくくする。
- 酸の生成を抑える効果。
小児の予防の効果
「生えたての乳歯」や「生えたての永久歯」は、歯の質が弱く虫歯になりやすいため、その時期に塗布すると、予防効果を大きく期待できるとされています。
フッ素塗布の方法や回数
塗布の必要な回数は口の状態によって異なりますが、生えてきた段階で一本ずつ塗布することをお勧めします。継続することで20~40%程度の虫歯の予防効果があるとされています。 塗布の方法は一般的には簡単に行える「歯面塗布法」で塗布します。
歯面塗布法
丸めた綿や綿棒や歯ブラシにフッ化物を浸して、歯1本ずつにフッ素を塗る方法。トレー法やイオン導入法に比べて短時間で終わらせることができるため、1歳の(乳歯が生えた)お子様から大人まで受けられます。
【医療機関で受けるフッ素と、市販の歯磨き粉剤に含まれるフッ素の違い】
これら2つの違いは、フッ素の濃度にあり、期待できる効果も少し異なります。歯科や市町村の保健センターなどの医療機関で使用する高濃度のフッ素(9,000~123,000ppm)は、歯質の強化を特に期待することができます。市販で販売されているフッ素配合の歯磨き剤などに含まれる低濃度のフッ素(500~1,000ppm)は、使い続けることで再石灰化の促進や酸を作る力を抑えることを期待することができます。これらを併せて行うことで、虫歯予防の効果がより高まります。
フッ素塗布の注意点
フッ素塗布を行った場合どのようなデメリットがあるのか、きちんと把握してから治療を受けましょう。
虫歯になりやすい方は生活習慣も同時に見直す
フッ素を塗っても、歯磨きがきちんとできていない場合や、食事回数が多く食べ続ける習慣がある場合には虫歯になる可能性が高くなります。虫歯できる要因は「歯の硬さ質の問題」、「口の中の細菌量」、「糖分の摂取の仕方」、「食べ物が口の中に停滞する時間、回数」が重なることによって発生します。
フッ素使用で「歯の質の問題」と「お口の中の細菌」の虫歯に対する抵抗性を強化することができます。
加えて食事やおやつの取り方や回数と適切なブラッシングを続けることで、はじめて虫歯予防になります。
過剰摂取に注意
一度に多くのフッ素(体重1kgあたり2mg以上)を飲み込んでしまった場合は、吐き気や嘔吐などの急性中毒を生じることがあります。歯科での塗布では、急性中毒が起こらない範囲の量を使用しています。
フッ素塗布の料金
1回 | ¥300+税 |
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シーラントとは?
シーラントとは、奥歯の溝をフッ素入りの材料で虫歯になる前に塞ぐ虫歯予防法です。
奥歯の溝は深く複雑な形をしています。歯ブラシの毛先がとどかず虫歯になってしまうことがあります。シーラントで虫歯になる前に奥歯の溝を塞ぐことにより虫歯を防ぐことが可能です。
シーラントの料金・治療費
保険診療です。品川区住所である場合はかかりません。
シーラントの適応
シーラントは、生えたての乳歯、永久歯の奥歯に特に高いフッ素効果性があります。
シーラントの処置時間
歯の表面、溝を磨いて、奥歯の溝を材料で塞ぐだけなので、1~2分程で終わります。
シーラントの注意事項
シーラントはすり減ったりかけてきます。
定期的に歯科医院でのチェックを行う必要があります。
武蔵小山歯医者の基本情報
医院名 | 武蔵小山歯医者 |
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TEL | 03-5702-4180 |
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